ダイバーシティを推進、誰もが働きやすい職場づくり
取り組み内容
川田製作所は精密プレス加工・金型製作の会社です。創業から約55年、大量生産・大量消費の時代の日本のものづくりを支えてきました。時代の変化に応じて、CADやロボットの導入、ITの活用などにも迅速に対応し、次世代を見据えながら品質の向上、納期の短期化に挑戦し続けています。
そうした業務を支えているのが従業員ですが、障害者、高齢者、外国人、女性など誰もが働きやすい雇用環境が同社の特徴です。
障害者雇用については、45年以上前に聴覚障害の人を採用したところ、素晴らしい働きぶりだったことから、以来現在にいたるまで常に1名以上が在籍しています。同社の規模の場合、障害者雇用の義務はないにもかかわらず、現在、障害者雇用率約30%とかなり高い比率をキープしていますが、それは長年にわたる障害者雇用の実績が新たな雇用を生むという好循環を生んでいるからといえそうです。
その根底にあるのは、採用時の厳しい審査。この会社で働けるのか、戦力になるのかについてはかなりシビアに判断するのだそうで、だからこそ安定した雇用が実現できるのでしょう。
障害者だからではなく健常者でも障害者でも同等に、戦力になるかどうかで判断する、そうしたフラットな姿勢こそが同社の最大の強みです。
外国人の採用についても同様で、10年ほど前にパート募集に応募してきたのがたまたまフィリピン人だったということから外国人雇用が始まりました。その後、技能実習制度の形でベトナム人を雇用。現在は4期生が働いています。
また、休暇の取りやすさ、残業の削減といった女性が働きやすい職場づくりにも取り組んでおり、多くの女性がものづくりの現場で活躍しています。
こうした雇用実績によって、2012年より、神奈川県の「かながわ障害者雇用優良企業」に認定され、さらに2022年12月より、厚生労働省の「もにす」(障害者雇用に関する優良な中小事業主)に認定されています。
女性の活躍については、2020年度に、小田原市の女性活躍推進優良企業認定制度「小田原Lエール」ゴールドステージの認定を受けました。
2018年には、同社のダイバーシティ経営が評価され、経済産業省の「新・ダイバーシティ経営100選」に神奈川の県西地域で初めて、認定されました。
有限会社川田製作所のゴールへの貢献
ゴール8(働きがいも経済成長も)を中心にゴール5(ジェンダー平等を実現しよう)、ゴール9(産業と技術革新の基盤をつくろう)、ゴール10(人や国の不平等をなくそう)にも貢献し、その他ゴールに広く貢献しています。
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記事作成者:運営事務局
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