未利用魚を活用してフードロス削減と雇用促進に貢献
取り組み内容
JSフードシステムは、鮮度にこだわった海の幸をメインとする飲食店を営んでいます。新鮮な魚介を豪快に盛り付けた海鮮丼の専門店「小田原 魚河岸でん」、旬の魚を握り寿司で提供する「地魚回転すし 小田原港」、海鮮BBQ食べ放題が人気の「漁師の浜焼あぶりや」など、地元・小田原箱根地域を中心に現在10店舗を展開。「食を通じてすべての人の幸せに貢献する」をモットーとして、地場産のものを中心に、美味しい食材を提供することに尽力しています。
フードロス削減への取り組みもいろいろと行っていますが、魚市場においてサイズが不揃いなどの理由で通常の流通にのらない、規格外の魚を箱で仕入れることもそのひとつ。加工に手間暇がかかり、市場では敬遠されがちな商品ですが、鮮度や味は間違いありません。その手間暇の部分は、自社の水産工場で加工作業を担う事で店舗での業務効率化を図っています。その担い手としてベトナム人やインドネシア人など外国人を雇用。結果、技能実習生の受け入れにも貢献することができました。現在では水産工場だけで16人の外国人スタッフが働いています。
規格外の未利用魚を活用するのは容易ではありませんが、「小田原 魚河岸でん」では入荷したときだけの限定メニュー「お宝丼」として提供、その希少性と何が入っているかわからないワクワク感が好評を博しているそう。供給の不安定さを逆手にとった人気商品です。また、サイズが小さいサバをミンチにして棒状に加工した、食べ歩きが出来る「とろサバ棒」なども小田原魚市場で開催されるイベントなどで販売しています。
このほか、全店舗で紙ストローを導入し、海洋汚染の原因となるプラスチックストローを廃止するなど、SDGs推進に積極的に取り組んでいます。
JSフードシステムのゴールへの貢献
ゴール14(海の豊かさを守ろう)を中心にゴール4(質の高い教育をみんなに)、ゴール8(働きがいも経済成長も)、ゴール12(つくる責任つかう責任を)と高い貢献度をグラフが示しています。
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記事作成者:運営事務局
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